〜カテリーナ古楽合奏団50周年とサイン会のはなし、それからCD発売のお知らせ〜

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先日、有名人にでもなったようにサインを沢山した。

というのも、カテリーナ古楽合奏団の50周年記念とCD『祝祭』の発売記念コンサートに参加させていただいたのだ。

もちろんCDのレコーディングにもルネサンスファゴットことドゥルシアンで

参加させていただいている。

ありがたき幸せ。

コンサート終演後、CDをお買い上げ下さったお客様に出演者が一列に並んで

一人づつブックレットにサインをした。

さかのぼること2023年の年明け、ぼくは入院していた。

不整脈と手足の硬直を伴う発作、それに加えてコロナだ。

その病室で、自分は音楽療法士になるためにこの介護の仕事、

資格を選んだのだということを再確認して、

そしてこれからも身体の不具合に負けず音楽の仕事をしていく、

むしろ増やしていくと。

そのために今、何ができるのかと考えたのだ。(ひまだったので・・)

そこで思いついたのが自分の新しいサインをつくることだった。

それは決意表明のようなもので、

せっかくなのでファゴットの形になるようにしたかった。

そんな有名プレイヤーでもないのに、なんだか気恥ずかしいとも思ったのだけれど、

ファゴット愛(なんちって)と、今までずっと一緒に音楽を奏でてくれた感謝の気持ちを込めて、そういうことにしたのだった。

そうしてこうして、カテリーナ古楽合奏団50周年コンサート前日。

サインを描くことになるだろうなぁと思って、ひそかに練習したのだった。ひひひ

書き順はローマ字でOKADA KEI 頭文字のOがベルのトップになることは初めから考えていた。次のKはぐいっとダブルジョイントまで引っ張って、二つの線がBキィとFisキィに、次のaはLowBのトーンホール、dはブートジョイントからテナーまでを一気に、次のaはテナージョイントの入り口とボーカルに、もう一つのkはベルの反対側からテナージョイントのオクターブキィ群を表現、最後にeとIでLowEキィとハンドレストを表現している。

ははは、我ながら出来すぎたサインだと思っている。サイン負けしないように頑張らなきゃ、だ。一人だけ高校生くらいの女の子が、かわいーーって言ってくれた。ヨシ!

さてさて…

こちらが今回のCD『祝祭』

紙ジャケです。

表紙のこの方、ヒエロニムス・ボスという画家の作で、手品師だそう。

開けるとこのようになっています。

CDを取ると、先ほどの手品師が何やらあやしげなショーをしています。

観客のリアクションが独特ですね‥

そしてジャジャーン楽器図鑑~!これぞカテリーナです。

製作家リストも付いています。

全編を通して聴くと、学術的に作品を列挙した古楽のアルバムとは一味違い、一つの物語絵巻を見ているような感覚になります。

中世 ルネサンスの時代に是非タイムスリップしてみてはいかがでしょうか。

ご注文はロバハウスへ、また、面識のある方は僕個人宛にご連絡くださっても構いません。

ロバハウス

学術的にドゥルシアンに興味を持たれた方にはこちらもおすすめです。他の楽器のシリーズもあります。

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