リンゴォ~のはなぁ~びらがぁ~~風~に散ったヨナ~
沁みますねぇ、サテりんごの花とはどんな花なんでしょうか?
見たこともなかった、と思い調べてみれば・・・
それはそれは、こんな花でした。

4月下旬から5月上旬にかけてこのような白い花が咲くそうです。可憐ですね。
それでは楽曲のお話に参りたいと思います。
この曲は1952年、(戦後まもなくと言っても良い頃ですね)
ラジオドラマ、リンゴ園の娘という作品の中で使われていた曲なんですね。
(曲中に語りが挟まれているのもラジオドラマならではかと思わされます。)
そしてその同じ年にこのラジオドラマは松竹にて映画化されます。
もちろん主演も歌も美空ひばりさんです。なんと当時15歳!
それでは早速オリジナルを聴いてみましょう。
何度も言いますが15歳!ですよ素晴らしいですね!
ここで少し、この題名にもなっています追分節について
少しお話ししたいと思います。
追分節とは、江戸時代中期ごろに中山道の追分宿(現在の軽井沢付近)
で、歌われていた馬子唄が街道の旅籠(はたご)のお座敷に上がり、
またそれが街道を伝って西は出雲北は北海道まで
一つの民謡のスタイルとして広まったそうです。
元が馬子唄ですのでリズムの基本は馬の蹄の音、とも言われております。
なるほどなるほど、というわけで、曲の構成から見て行きたいと思います。
作曲は、”幸せは歩いてこない”で有名な三六五歩のマーチを作曲された米山正夫先生です。
この曲の骨組みは、ばっちり6小節のこのイントロに詰まっていると言えます。
曲の全体のキィはEマイナーです。
イントロの6小節の中にはコードは2つしか出て来ません。
それがドミナントとトニックになっていてフレーズ単位で機能しているというお話です。
その二つのコードとはEsus4とBsus4です。
sus4というのは普通のコード(トライアド)の3番目がずり上がって4になってるよ、というコードです。
ですので和音で表すとしたらミ、ラ、シ(E A B)
とシ、ミ、ファ#(B E F#)ということになります。
これが和風な音階としても多用されるペンタトニック(5音階)とピッタリ合うんですね。(ここではマイナーペンタトニックです。)
Eマイナーペンタトニックの構成音はE G A B D
Bマイナーペンタトニックの構成音はB D E F# A
ピッタリですね!
そしてこの二つがトニックとドミナントとして和声的に機能しています。
Bマイナーペンタトニックがドミナントセブンスの役割をしているんですね。本編で言いますと~津軽娘は泣いたとさ~で始まる4小節。
それ以外はコードは少し変化しますがEマイナーペンタトニックです。
E B のインターバルでEのコードそれからB F#のインターバルでB7のコードすなわちⅠとⅤ7の関係を感じさせるのです。
緊張感のあるパートを歌詞ともうまくリンクさせていますね。
シンプルでいて奥が深い。という印象です。
また楽器で演奏する際にまるっと1コーラスアドリブしても楽しいかと思います。ネット上に楽譜が色々と出ていますので、お気に入りを探して演奏してみてください。
こんなカヴァーもありましたよ。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。




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