アルフォンシーナと海。
今回は、知られているようで知られていない楽曲の紹介です。
アルゼンチンといえばタンゴですが、フォルクローレというジャンルもあることをご存知でしょうか。
もう何年も前のことになりますが、ジャズベーシストの吉野弘志さんとご一緒させていただいたときのこと、吉野さんがソロで、この”アルフォンシーナと海”という曲を演奏されていたのです。
厳密にはサンバ、(ブラジルのサンバとは違う)という形式だそうですが。
それがすごく良くて、すっかり虜になってしまったのです。
スペイン語圏ではかなりポピュラーな曲らしく、色々なアーティストが取り上げています。
中でもアルゼンチンの人気歌手、メルセデス・ソーサさんの歌うバージョン
(オリジナル?)がたまらなくて何度も聴きました。
実在した詩人、アルフォンシーナ・ストルニという人物のことを歌ったもので、彼女の遺作の一部が歌詞の中に織り込まれているそうです。
深く美しいペーソスが涙を誘います。
ギターソロのバージョンも数多くあり、ソロギターのレパートリーになっているようです。
これいいな、と思った曲はリードシートの形式にしてファイルしておくようにしていて
ほんとうはそのリードシートをここに載せたかったのですが
残念ながら、作曲者ラミレス氏の著作権が切れていませんので掲載出来ませんでした。
楽譜ほしい!という方のためにショッピングリンクを貼っておきますね!
ソロギターのための楽譜です。
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古楽クラシック系の方が歌うと、また違ったテイストで格別です。
ぜひ、いろいろな楽器でレパートリーにしてみて下さい。
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