日々草という題名も改めて良いなぁと思い直し、また
戻してみた。
あまりゆるさに変わりはないけれど。
ぼくにとって本を読むことは”夢の始まり”を探す旅でもある。
そして、「読むこと」は創造的な行為である。とも言える
かっこいいですね。
多分どこかで誰かが言った言葉を読んだか聞いたかして、ぽっと
出てきたんだろう。
ふと口をついて出てきた言葉だった。
もやもやとした言葉になる以前の感情があって、そこから何かしらの欲求が生まれる。
その、欲求を”夢”と呼ぶならば…
その欲求が生まれる以前に立ち返らなければ、と思う(時がある)。
そうしないと何か大切なものを見失ってしまう様な気がするのだ。
今までいろんなものを見失ってきた経験則としてね。
これも受け売りなんだけど、
その昔、ぼくがまだピアノを習っていた頃、
これからファゴットを専攻楽器にして音楽学校を目指す、となった時。
それまで習っていたピアノの先生のレッスンを辞めなければいけなくなった。
その時のピアノの先生の言葉を今でも思い出す。
”今、新しく楽器を始めてとってもわくわくしていると思う。夢は世界的な奏者になること、くらいに思ってなくちゃならない。
だけど時が経つと”夢”って変わってしまう事がある。
もし、この先その夢がどんどんしぼんで小さくなってきてしまっている、と感じる様なことがあったとしたら、今のこの気持ちを思い出すんだよ。”と
人はそれぞれ、自分の中には、色んな”夢”があると思うけれど、
その”夢の始まり”を見つけることさえできれば
また新しい”夢”を見つけることができるのだ。
夢の始まり…
今はお金も、本をしまっておく場所もあまりないので図書館に通う。
川沿いの道をとことこ歩いて、橋の手前で少し坂を登ると
お気に入りの図書館がある。
”森の端っこ”みたいなところで居心地が良い。
それに、行く度に読みたい本がみつかる。
そういう相性みたいなのってあるんだなぁとつくづく思う。
いしいしんじ 糸井重里 江國香織 小川糸 小川洋子 …
あぁ、まだ あ行から先に行けていない。。。
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