くじら文庫 いしいしんじ 麦ふみクーツェ 〜へんてこさに誇りをもっていられるたったひとつの方法〜
とん、たたん、とん 真夏のむしあつい晩 ぼくはひとりめざめ、不思議な音に気づく。光の差している窓辺にあゆみよると、窓の外は見たこともない黄金色にかがやく大地がえんえんとつづいているばかり。視線をうちの玄関先におとすと、そこにはへんてこな身な...
くじら文庫
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