広い海を、歌を歌いながら旅をして
何千キロも離れた仲間や家族と交信するくじら。
そんな風に音楽を作ったり
演奏したり
文章を書いたり
したいとおもう。
静かな夜にそっと耳をすませば
くじらの母さんの子守唄が聞こえてくるよ
ほうら みてごらん 波の上に月がでたよ
くじらの母さんが海のなかでうたを歌っているよ
きみがいつかおおきくおおきくなって
とおい海のむこうのむこうに行ったとしても
静かな夜に耳をすませば
そっと聞こえるように
ずっとずっとうたを歌っているよ
くじらの母さんが海のなかでうたを歌っているよ
夜の海は静かに揺れる
くじらの母さんの子守唄がきこえてくるよ
